Made in Japan

CS-40RFX2
これ自宅に取り付けたエアコンです。
自動クリーニングってものが世に出だした頃?
まー掃除手間いらずでいいんじゃね?って軽い気持ちで購入しました。
そこそこ高かったけど、永く使うものだからいいかなと。。。

しかし、2年目だか3年目の頃クリーニング音が異様なほどやかましくなり、目玉機能の「自動クリーニング」を使わなくなりました。
といっても、嫁は石油ファンヒーター派。
なので冬はほとんど動かず、夏場だけ勿体ない気持ちになってました。

しかしかれこれ何年目?
たまにマニュアル片手に本体リセットなんてやってみたり、お掃除してみたりしたもんですが何の変化も無し。
症状としては、クリーニングのランプが行って帰ってくるとガガガガガガガガーとか音が出て、リモコンにエラー表示。
本体にも赤ランプ点灯。

使えなくはないんですけどね、このまま使って完全不動って事になっても買い替える予算はありません。
購入した大手量販店に問い合わせるも保証切れ。
今一度、お掃除してみたりするも変化なし。

やはり専門に見てもらいましょうと改めてお電話しました。
これが金曜の夕方。
パナソニックのサービスに連絡しておくからと、月曜の午後1時にお願いしました。
仕事でしたが、ちょっと点検してもらって見積もりを見るだけならいいかなと。

月曜の1時前に電話があり、1時半ごろに伺うとの事。
ま、時間通りには来ません。
午後一なんてこんなもんです。

年配の方で物腰の柔らかい方でした。
「本日は、お時間のほう大丈夫ですか?」
なんて会話を交わしつつ。

本体とリモコンを触りながら何度か車と行き来しながらシートなんか広げてます。
丁寧ですよね、脚立の足元も可愛いクッションが付いてました。
表のカバーを開けてゴニョゴニョしたり、なんか眺めたり。
ちょっと見るだけなのに感心します。

「エラーも出てますし、本日は交換させて頂きます」
「この型は保証延長になっていますので」

と言いながら作業は進み、あっと言う間に自動クリーニングの部分が外されてしまいました。

この時点で1時45分。
「これが2006年ですね、2005年が初年度なんですよ。初年度次年度はやっぱなんか^^」

おじ様によると、物によれど新しいものは動きが悪かったり当たり外れがあったりするそうです。
逆もありますけどね、保証延長になっているとの事。
綺麗に取り付け終わったのが2時10分頃。

「いま、テスト運転してますけど、これで完了です」

なんていいながらお片づけ。
取り付けミスとかで再び脚立を立てる失態はなさそうです。
さすがおじ様。素敵です。
約1時間の作業で復活しました。

あんなにうるさかったのに、静かにクリーニングしてますもん。
心なしか美しく見えますわ。

「ということで、ご迷惑をお掛けしました。」
帰り際まで鮮やかで丁寧で素敵なおじ様でした。

いやなに。。。
メーカー保証で無償交換を受けたのは何回目だろう。。。
どれも1年を過ぎていたのでダメ元で問い合わせたら復活しました。

日本製は高いかもしれませんけど、こうやってサービスマンが常駐してるんですよね。
だいたいは町の電気屋さんで、今回は「パナソニックショップ」のおじ様だと思いますけど、チャライ兄ちゃんが来た事はありません。
どこもベテランです。

インターネットの普及でサービス拠点のない製品もお手軽に購入出来るようになりました。
けど、やっぱ近くにサービスマンがいた方が安心します。
ちょっと調子悪いのを我慢して使ってたり、たいしたお手入れもせずに壊れたとか言って買い替えを考えてたりします。
もっとメーカーのサポートサービスに頼ってもいいと思います。
量販店の店員よりも納得のいく説明と対応をしてくれるのはメーカーだと思います。
これが日本製なんですね。
より良いものをより安くと幸之助が作った電気店網だと思うとバンバン利用したくなります。

あ。。。
今電話見て知りましたけど、土曜の朝方に電話をくれてた(汗
だから月曜ギリギリだったのかも。

ひとつクレームを付けるとすれば。。。
折りたたんだシートをそんな持ち方したら中から落ちてくるだろ!
ってとこですね。

とても有難う御座いました。
エコキュート考え中なんですが、パナソニックが頭一つ飛び出ました。